「今年は和裁教室に行こう!」
なんて、お正月からネットでいろいろさがしてみたものの
待てずに、自分でまたやってみてしまいました。(*´д`*)
とりあえずとりあえずで。
ネットで「裄 出し方」とかで検索。
A.袖をはずしてしまって、袖の折込を伸ばして長さを出す方法と
B.袖と身頃を付けている下のとこのかんぬき止めを外さないで
肩のとこを斜めに長さを出す方法とがあるようで、
今回はまずB.かんぬき止めを取らないほうでチャレンジ。
よく参考にさせていただいている
コチラの
「とまさん着物学院」さんが端的で分かりやすく参考にさせて頂きながら
今回チャレンジした方法をメモ。
裄が短い羽織ちゃん(裄61.5cm)登場。
1、身八つ口をひろげて、袖と身頃のつなぎ目の
縫い代が伸ばせるほど残っているか目と感触で確認。
(画像は、完全に解いてしまっているけど、これだけ縫い代ありました♪いけそう。変色もない♪)
2、身八つ口側から、「かんぬき止めは絶対外さずに」袖部分の内布を外す。
(縫い方や伸ばした長さなどが分からなくなるので、片袖ずつ完成させるのがポイントとのこと)
3、同様に、表布もかんぬき止めを外さないように、そのほかの部分を外す。
4、縫い代を身頃側と袖側から引きだしてみて、
(身頃側の幅は触るとつれてしまうことがあるのでNGとのお触れも多いですが、出せるだけ出したいので)
肩のてっぺんの一番長く出せるところで合わせてみる。
表布と内布それぞれ測ってみる。
短いほうの長さに合わせて、出す長さを決定。
(今回は内布のほうが短いのでこっちに合わせて一番長いとこで4cm出してみます)
5、表側から、なんとなくなじむように生地を斜めに折っていって、マチ針で留め
お袖の布が身頃に乗っかる感じに合わせて、縫い目が見えないように縫う。
(一番長いとこで4cm出たっぽいです)
(折り目が付いているところが、もともと織り込まれていた線、まぁまぁ伸びtた印象。。。!)
6、身八つ口側から内布を表と同様に縫う。
7、最後にアイロンして元々の折り目の線をごまかしつつ、きせっぽくしておく。
(矢印のとこ。若干、ごまかしきれてません。。。が、よしとします)
8、測ってみて、うほうほ喜ぶ。
(長いとこで、65~66っぽいに、なりました。)
肩のところが斜めになるので、畳むときおかしくなるんじゃ。。。?と
懸念していましたが
そんなに変じゃないし、私は困らないなと思いました。
(いや、しかしやはり身頃側がすこしつれている。。。が。。。)
なんとなく、これは使えそうだー!と
ひとり喜ぶのでした。
きっとそのうち、どんどんスムーズな方法をみつけたりするんだ。
そうなんだ。(願望)
そのあと、家にあった、ウールの裄を測っていたら
「あいー!この子、裄出しされてるやんにー?」
という子発見。
「やっぱり、縫い代は斜めになりますよね。だよねだよね。
でも、畳んでても、斜め具合、全然気にならなかったよー!」
と、顔も知らない元の持ち主に話しかけるのでした。
今は、袖を全部外してしまう方法で
ウール(単)の裄出しにチャレンジ中ですが
うわさの「身頃側を出すとつれる」状況に遭遇。
(なるほど、単は縫い代をちゃんと身頃に縫い付けないといけないからか
袷だと縫い代は見えなくなるので縫いっぱなしでいいけれど)
うまいこと、縫い代を斜めに穏やかに折っていけばいけるかなと
がんばってみまっす。
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